製品コラム
アウトドアで使用するイヤホンを選ぶポイントは?普通のイヤホンと何が違う?
2023年2月6日
音楽を外出先で聞くときにイヤホンを使用するのは、ごく見慣れた光景ですが、今回は外出の中でも、アウトドアに適したイヤホンの特徴について紹介します。
アウトドアで使用に適しているイヤホンを使用しないと、音が聞き取りづらかったり、最悪の場合にはイヤホンがすぐに故障してしまうなどの不具合が発生するおそれがあります。
イヤホンをアウトドアで使用する際には、屋内で使用する場合よりも気をつけなければならないポイントがいくつか存在します。
今回の記事では、アウトドアで使用するイヤホンを選ぶ際のポイントと、通常のイヤホンとの違いについて解説していきます。
■アウトドアで使用するイヤホンと通常のイヤホンの違いは?
アウトドアで使用するイヤホンと、室内や通勤・通学時に使用するイヤホンの違いとしては、以下のような違いが挙げられます。
・激しい運動でも安定する装着感
・取り回しがいいワイヤレス接続
・水濡れでも壊れない防水機能
通常のイヤホンは、室内や通勤・通学では激しく身体を動かさないので、しっかり耳に固定するような装着感は求められません。しかし、アウトドアでは身体全体を動かす動作が多くなります。そのため、しっかり耳にイヤホンを固定するために、アウトドア用のイヤホンは激しい運動でも安定して装着できるように工夫されています。また、身体を激しく運かす際には、再生機器とイヤホンとの間のケーブルが動きづらさ・取り回しのしづらさを感じる原因となるために、アウトドア用のイヤホンやワイヤレスで接続する製品がほとんどとなっています。
アウトドアでは急な雨が降ってきたり、身体を動かしたことによる発汗などの水分がある場面でイヤホンをしようすることもあります。そのため、アウトドアでの使用を想定されたイヤホンは、高い防水性能を搭載しています。
他にも、比較的高価な価格帯のアウトドア用イヤホンに搭載される機能ではありますが、周囲の状況を知るための外音取り込み機能などもあります。こちらは近年開発された技術のため、まだまだ安価なイヤホンに普及しきれていないのが現状です。
■アウトドアでイヤホンを使用する際に気をつけるポイント
アウトドアでイヤホンを使用する際に気を付けなければならないポイントは、大きく以下の3点が挙げられます。
・水濡れ等による故障
・断線
・イヤホンの充電設備
それぞれについて、詳しく解説していきます。
【水濡れ等による故障】
アウトドアでイヤホンを使用する際に、最も気を付けなければいけないのが、水に濡れるなどのトラブルでイヤホンが故障してしまうことです。
室内であれば水に濡れる機会はほとんどありませんが、アウトドアの場合は急な雨や、運動による汗などの水分に触れる機会が多くなります。イヤホンは精密機器なので、内部に水分が入ってしまうと、故障までといかずとも音にノイズが発生したり、音が途切れ途切れになってしまうなどの症状が発生する恐れがあります。
アウトドアで音楽を使用する場合には、水濡れの故障には特に気をつけるようにしましょう。
【断線】
次に気を付けたいのが、イヤホンの断線です。
特に有線のイヤホンをアウトドアで使用する場合に気を付けるべき点なのですが、アウトドアでは屋内よりもケーブルを障害物にひっかけてしまうことが多く、取り回しのしづらさにストレスを感じやすくなります。場合によってはケーブルが断線してイヤホンが使用不可能になってしまうので、ケーブルの取り回しには気を付けなければならないのです。
【イヤホンのバッテリー】
こちらは先述の断線とは逆に、ワイヤレスイヤホンで特に気を付けるべき点となります。
ワイヤレスイヤホンはイヤホン本体のバッテリーを動力源として動作して音を再生してくれる仕様ですが、このバッテリーが切れてしまうとイヤホンが使用不可能になってしまうのです。
せっかくイヤホンをもっていてもバッテリー切れで使用できないのでは意味がありませんので、バッテリー残量はよく把握し、充電ケース付きの製品を購入したり、緊急時にモバイルバッテリーで充電できるような環境を整えるとよいでしょう。
■アウトドアで使用するイヤホンを選ぶポイント
ここまでアウトドアでイヤホンを使用する場合に気を付けるべき点について紹介してきました。それらを踏まえて、アウトドア用のイヤホンを購入する際にはどのような点をチェックすればいいのかを解説します。
【防水・防塵機能】
まず何よりも、防水機能がついているかどうかを確認するようにしましょう。防水機能の他に防塵機能もついていると、より安心してアウトドアで使用することができます。
防水機能があれば急な雨でも安心して使用することが可能ですし、防塵機能があれば地面に落としてしまった際の土埃などの汚れで故障してしまうことを防げます。
アウトドアではどんなに気をつけていても、水濡れや汚れのリスクをゼロにすることはできません。防水・防塵の機能はアウトドアで使用するイヤホンには必須と言えます。
【接続方法】
次にポイントとなるのは、イヤホンと再生機器とを接続する方法です。
接続方法としては、物理的に接続する有線接続と、Bluetoothなどを使用したワイヤレス接続があります。
先述のとおり、アウトドアではケーブルを障害物に引っ掛けてしまい、ストレスを感じたり
アウトドアで使用する場合には、取り回しのしやすさの観点からワイヤレス接続のイヤホンを選択するようにしましょう。
【装着感】
アウトドアでは身体を動かすことも多いので、安定して耳に装着できる装着感を得られる形状が大切です。イヤホンによって装着感を高める工夫はいくつかあるのですが、代表的なのは、耳にひっかけられる形状をした耳掛け型と呼ばれる形状や、首からぶら下げられるようなネックバンド型と呼ばれる形状です。
耳掛け方と呼ばれるイヤホンのほうが、取り回しがいいので近年は主流となっていますが、ネックバンド型の安定感を好む人もいます。どちらの装着方法も激しい運動をしてもイヤホンが外れにくくなっているので、自分の好みで耳掛け方かネックバンド型かを選択するとよいでしょう。
【外音取り込み機能があるか】
アウトドアでイヤホンを使用する場合には外音取り込み機能があると安心です。
外音取り込み機能とは、イヤホンを装着しながらも周囲の環境の音を聞き取れるよう調整してくれる機能です。イヤホンに搭載されているマイクで自分の周囲の音を拾い、その環境音をイヤホンのサウンドとして流してくれるのです。
通常、イヤホン着用時には周囲の環境の音が把握しづらくなりますが、この外音取り込み機能があることでイヤホンを着用しつつも周囲の環境を把握することが可能となります。
アウトドアでは周囲の状況把握は大切で、背後から来た車の存在を察知するなど様々なシーンで活躍してくれます。
【連続再生時間】
アウトドア用イヤホンを購入する際には、連続再生時間にも注目しましょう。
ワイヤレスイヤホンでは連続再生時間が短いと短時間しかイヤホンを使用できないので、なるべく長時間再生可能なイヤホンを選択するようにしましょう。目安としては、4~5時間以上の再生時間が確保されているイヤホンがおすすめです。
気をつけなければいけないのは、最近のワイヤレスイヤホンは充電ケースが付属しており、記載されている連続使用時間がその充電ケースでの充電を折り込んだ時間なことがある点です。充電ケースで充電している間は当然イヤホンを使用することができないので、イヤホン本体のバッテリー持続時間を確認して購入するようにしましょう。
■Tribitのおすすめアウトドア用イヤホン
Tribitでは、防水機能や外音取り込み機能を搭載したアウトドアでの使用に適したイヤホンを販売しております。長時間の連続再生も可能な製品となっておりますので、お好みの製品があればぜひご利用ください。
●Tribit MoveBuds H1
外音取り込み機能を搭載
リスニング中に声をかけられてもすぐに気付けて、耳の閉塞感が和らいで自分の声がこもりにくくなるので、ワイヤレスイヤホンを外しているときに近い感覚で快適に会話が楽しめます。
https://www.tribit.jp/products-earbuds-movebudsh1
●Tribit FlyBuds3
長持ちバッテリーを配備したTribit bluetooth イヤホンは最長100時間の再生を実現。また、快適に装着するためのシリコーン製イヤーチップを3種類用意し、お好みに合わせて最適なイヤーチップをお選びいただけます。
https://www.tribit.jp/products-earbuds-flybuds-3
●Tribit FlyBuds C1
イヤホン本体が満充電の状態で最大12時間、充電ケースを合わせて使うと、最大50時間の音楽再生が可能です。
IPX5防水規格により突然の雨やスポーツ時の汗からイヤホンをしっかり守ります。
https://www.tribit.jp/products-earbuds-flybuds-c1
通常のイヤホンをアウトドアの環境で着用すると、どうしても不都合が生じやすく、場合によってはかえってイヤホンを着用していることがストレスとなってしまう状況にもなりえます。
アウトドアで使用する際には、ストレスなく着用できるよう、アウトドア用に適したイヤホンを使用するようにしましょう。
今回の記事で紹介したアウトドア用イヤホンを選ぶ基準を確認して、自分の好みの製品を見つけてみてください。