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Image by Danny Howe

製品コラム

ノイズキャンセリングイヤホンを徹底解説!使用するメリットと選び方を詳しくご紹介

2022年12月16日

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近年、目にすることが多くなったノイズキャンセリング機能。
一昔前には高価なイヤホンにしか搭載されていなかったノイズキャンセリング機能ですが、近年は安価なイヤホンにも搭載されるようになり、身近なものになりました。
今回は、ノイズキャンセリング機能について解説していきます。

■ノイズキャンセリングとは
ノイズキャンセリングとは、騒音を低減して音を聞きやすくしてくれる機能のことを指します。

主に電車や飛行機などの騒音が発生する移動中や、カフェなどの人が多い場所で使用するのが効果的で、通常のイヤホンと比較して再生している音のみに集中しやすく、小さな音でも聞き取りやすくなる特徴があります。

ノイズキャンセリングといっても、
・アクティブノイズキャンセリング(ANC)
・パッシブノイズキャンセリング
の2種類が存在し、それぞれで騒音の低減方法が異なっています。

アクティブノイズキャンセリングとパッシブノイズキャンセリングの仕組みについて、詳しく解説していきます。

【アクティブノイズキャンセリング】
アクティブノイズキャンセリングとは、周囲の雑音に対してそれを打ち消す反対方向の音を出すことで、騒音を低減させる仕組みのことを指します。

詳しい仕組みを解説すると、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載した製品には外部の音を取り込むマイクが内蔵されており、そのマイクで外部の音を取り込んで判別することで、「逆位相」と呼ばれる音を発生させて騒音を低減させています。

基本的にノイズキャンセリングイヤホンと言われれば、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンを指しますが、以下で紹介するパッシブノイズキャンセリングも、ノイズキャンセリングに分類されています。

【パッシブノイズキャンセリング】
パッシブノイズキャンセリングとは、イヤホンに装着するイヤーピースの素材や形状を工夫して騒音を低減し、音を聞きやすくする方法のことを指します。

従来はアクティブノイズキャンセリング機能を搭載するイヤホンは高額な製品が多く、手に取りづらい状況でした。そのため、手軽に騒音を低減する方法としてイヤーピースの素材や形状にこだわり、耳との装着感を高めることによって、そもそも騒音を耳に取り込まないという工夫をしていたのです。

現在ではアクティブノイズキャンセリングが主流なので、あまりイヤーピースにこだわらないという方も増えてきていますが、アクティブノイズキャンセリングのパッシブノイズキャンセリングの両方を活用することで、より快適な視聴環境を作ることが可能です。

ノイズキャンセリングイヤホンのメリット
ノイズキャンセリングイヤホンのメリットとしては、
・音に集中できる
・耳の負担を軽減できる
上記の2点が挙げられます。

それぞれのメリットについて、解説していきます。

【音に集中できる】
ノイズキャンセリングイヤホンは、騒音を低減してくれるので再生する音に集中することができます。
通常のイヤホンだと、移動中では電車の音や車の音、人ごみの中では話し声などが聞こえてきてしまい、音に集中しきれないことがあります。ノイズキャンセリングイヤホンでは、そのような騒音をほとんど無音に近い状況まで低減してくれるので、細やかな音まで集中して聴くことができます。これはメリットである反面、近づいてくる車を察知できなかったり、人に話しかけられても声が聞こえなかったりするので、使用する際は周囲に何があるかをしっかり意識するようにしましょう。

【耳の負担を低減できる】
ノイズキャンセリングイヤホンは、騒音を低減して無音に近い環境にしてくれるので、再生する音を必要以上に大きくしなくても再生する音を楽しむことが出来ます。大きな音は耳へダメージを与え、将来的には聴力の低下にも繋がります。一度低下してしまった聴力は自然に回復することは難しいので、若いうちに聴力を維持するための努力をするに越したことはありません。耳へのダメージを軽減して大切に守っていくという点で、ノイズキャンセリングイヤホンの使用は有効な選択肢となります。

■ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンの選び方
ここまでノイズキャンセリングイヤホンの概要や、メリットについて紹介してきましたが、いざノイズキャンセリングイヤホンを購入する際にはどのようなポイントを重視して選ぶのがよいのでしょうか。
本項では、ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ際のポイントについて解説していきます。

【騒音をどれだけ低減してくれるか】
ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ際には、騒音をどの程度まで低減してくれるかを基準にするのもよいでしょう。
ノイズキャンセリングイヤホンならどの製品も同じくらい低減してくれるんじゃないか?とお思いの方もいるかと思いますが、騒音の低減については製品を作っているメーカーによってどれだけ低減してくれるかが異なります。

ひとまとめにノイズキャンセリングといっても、メーカーごとに外音の取り込み方を工夫して、より有効な逆位相の音を発することで騒音の低減を図る製品や、パッシブノイズキャンセリングと併用することで騒音を低減する商品など、様々な手法が取られているのです。
騒音の低減を重視している人は、技術力の高いメーカーの製品を購入すると、満足する製品が購入できるでしょう。

接続方法
ノイズキャンセリングイヤホンの接続方法についても、選ぶ際のポイントとなります。
一昔前はノイズキャンセリングは有線の製品が主流でしたが、近年は技術の発展でワイヤレスイヤホンでもノイズキャンセリング機能を搭載した製品が多く販売されるようになりました。
ワイヤレスイヤホンは取り回しもしやすいので、街中を徒歩で移動する際や、電車に乗っている際に使用する際などでは利便性が高いです。
スマートフォンなどでの使用をメインとする場合にはワイヤレス接続が便利ですが、飛行機の機内サービスなどワイヤレス接続に対応していないケースもあります。ワイヤレスで接続できない機器でイヤホン・ヘッドホンを使用することが多い人は、有線タイプのノイズキャンセリング機能を搭載した製品を選択するとよいでしょう。

【装着方法】
ノイズキャンセリングイヤホンも通常のイヤホン同様、使用する際の装着感が重要です。
基本的には遮音性が高いカナル型の製品が多数派ですが、インナーイヤー型の製品も販売されています。
安定した装着感が欲しい人はカナル型、耳への圧迫感が苦手な方はインナーイヤー型を選択するとよいでしょう。

【バッテリーの持ち時間】
ノイズキャンセリング機能を使用するにはバッテリーが必要です。
特にワイヤレスイヤホンの場合ではノイズキャンセリング機能を使用した場合、通常の使用以上にバッテリーを消費するので注意が必要です。ノイズキャンセルを使用した状態で5〜10時間程度の再生時間を持つ製品を基準にするとよいでしょう。
充電の手間を減らしたい方や、長時間の移動が多い方は10時間以上連続再生可能なイヤホンを選ぶのがおすすめです。

【その他の便利機能】
ノイズキャンセル機能だけではなく、防水機能や外音取り込み機能などを搭載しているかを基準にするのもよいでしょう。

防水機能を搭載していれば、急な雨や激しい運動の汗などでイヤホンが損傷する心配をする必要がありません。

外音取り込み機能は、ノイズキャンセルとは真逆の機能で、外の音をイヤホンが取り込むことで、イヤホンを装着したままでも外した状態に近い感覚で外音を聞こえるようにしてくれる機能です。
外音取り込み機能があると、街中での案内のアナウンスや、お店でレジをする場合でもイヤホンを外さずにコミュニケーションを取ることができるので、いちいち装着する手間を省いてくれます。
そのほかにも、イヤホン本体で曲の再生や一時停止、次の曲への移動などの動作が可能な製品もあります。
自分が着用するシーンに合わせて、ノイズキャンセル機能以外の便利機能にも目を向けて製品を選定するのもおすすめです。

●Tribit FlyBuds C1 Pro
【アクティブノイズキャンセリング&外音取り込み機能】
イヤホン形状に工夫を凝らし周囲の騒音を90%遮断することができます。外部環境を認識して最適化するノイズキャンセリング機能を備えており、電車内で音楽を聴くときや作業に集中したいときにノイズを打ち消します。
https://www.tribit.jp/products-earbuds-flybuds-c1-pro

今回はノイズキャンセリングイヤホンについて、仕組みから使用するメリット、選び方まで詳しくご紹介しました。
ノイズキャンセリングイヤホンは好きな音を集中して聴くことができる便利なアイテムです。
今回紹介したメリットや選ぶポイントを参考にして、自分に合ったノイズキャンセリングイヤホンを選びましょう。

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